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オレたちは、今まで色んな悩み事や辛いこと、悔しい事を経験してきた。それは、オレたちだけじゃなくて、TRIGGERや、Re:vale、ŹOOĻのみんなたちだって。
オレは過去の自分に言いたい。「キミは、将来天にぃと一緒に歌えるよ。仲直りしてライバルになったよ」と言いたい。大和さんや三月、環に壮五さん、ナギに
一織というチームメイトに出会えて、マネージャーにも出会えて毎日が幸せだよって言いたい。
ボクは、過去の自分に言いたいことがある。「小さいながらに頑張ったね。でも、まだ覚悟しないといけないことはあるよ。」ってことを。僕は、九条家に養子として出された。TRIGGERというグループに立って、楽と龍と刺激的な毎日を送っている。最悪な時もあったし、悔しかった時もあった。だけど、努力を忘れない。努力していたらいつか芽を結ぶから。そう信じてやってきた。今はTRIGGERのセンターとしてファンを愛し愛されてとても自分を誇りに思っている。
オレは、将来の夢はプロサッカー選手になることだった。でも、怪我をしてからサッカーが出来なくなって、どん底に落ちた時にRe:valeに出会った。ユキさんとバンさんの2人の歌声を聴いた時とても心に染みるものがあった。バンさんが頭を怪我してからユキさんは元気を無くした。オレは、Re:valeを続けて欲しいとユキさんに直談判しにいった。最初は、嫌そうにされたが諦めずに何回も行ってお願いした。そしたら、一緒にRe:valeをしてくれることになって新Re:valeになった。あの時の判断は間違ってなかった。だって、ユキはユキのままだから。天下のRe:vale、未来まで頑張るよ!
オレは、九条鷹匡に裏切られた。ファンなんかどうでもいいと教えられたはずなのに、教え方を間違えたと言われ、悠は失敗作だと言われた。何かの間違いだと思ったし信じたかった。あの後謝られたが、許していない。そんな子どもじみた性格がTRIGGERを傷つけた。当時のオレは、「ざまぁみろ。」としか思わなかった。でも、今はなんて事をTRIGGERにしてしまったんだろうと思った。謝罪したが、3人とも許してはくれなかった。それもそうだ。それくらいの事をしてしまったんだから。…、ファンの子たちを幸せにしたい。オレたちŹOOĻだけを見て欲しい。オレたちにしか歓声をあげないでほしいとそう思った。それは、オレだけじゃなくて、トウマや巳波、虎於も思ってくれてると思う。これからもŹOOĻは成長していく。その姿をファンの子たちに見せていきたい。
扉を開けるには勇気がいるし、怖い。
でも、未来はどうなるか分からないから面白い。
オレたち、ボクたちは扉を開ける。次の出会いを求めに行くために。挑戦したい。色々な事はあるけど、成長したいと
そう思うから。