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2025-09-24 21:42 C05 do or を越えて
胸がぎゅっとなりました。ドアを開けるという行為に付随する思い出にまとわりつく緊張の仕方がよく似たふたり、という描写が辛くて、そのふたりが玄関前で改めて邂逅するという構図がテーマの捉え方として素敵だと強く思いました。きっと強く残ったその身構えた記憶が、アイドリッシュセブンというメンバーと出会って塗り替えられていく様が鮮やかで見事で、あたたかくて読んでいて気持ちが良かったです。緊張しながら恐る恐る開けるもの、ではなくて、迎え入れてくれる温かさを楽しみながら開けるもの、に変わってくれてよかった!対比が美しくて、その過程を思って泣きそうになりました。素敵な作品をありがとうございます!
2025-09-24 21:42 C04 カウントダウンの後に喝采
ZOOLと了さん、宇都木さんのやりとりがそこにあって、そのやりとりがあまりにもかわいらしくて、苦しくて、思わず何度も読み返しています。面々が心地よく羽を伸ばしながらお話ができるような空気感が素敵です。巳波さんを頂点に据えたようなパワーバランスとでもいえそうな暗黙のルールにくすりとしました。幸せです。そろそろ拗ねるぞ、俺は←かわいい
ファンからのお便り、また了さんへの感情の発露が、やっぱり苦しいけれどこれも全部ぜんぶ含めてZOOLを作っているんだと改めて感じました。もう一回読みたい、もう一回、と読み返すたび発見と素敵な温度を味わえる素敵な作品をありがとうございます!
2025-09-24 21:41 C03 輝きを作る人
笑い合う描写やはにかむような表情がいくつも見られて、終始それを素敵に思いながら読み進めました。幸せな空気が常に漂っていて、今とても温かい気持ちです。また環くんの敬語が大変に眩しく……応援していきたい所存です。ありがとうございます。頑張って敬語を覚えて使おうとしているところ、とってもかわいいし頑張れ!と思います。その努力が素敵です。
ノックの癖で人物を見抜く描写、信頼関係の表れ、という感じがしてとてもわくわくしました。でも、この緊張感を失ったら終わりだ、とも思う。という独白も、そこを戦場と表現する言葉選びも、アイドルへのリスペクトがたくさん散りばめられていて、一人称の「私」のこともアイドルと同じくらい応援したくなりながら読了いたしました。場面転換のたび、きらきらと輝きだすような素敵な作品をありがとうございます!
2025-09-24 21:41 C02 高校生組のお昼休憩
高校生組の合同仕事、その様子を垣間見られたようでと~っても幸せでした。売れっ子3人の合同広告、豪華!汗、九条天なら止められるかもしれない、になぜか納得してしまった自分がいました。分かるよ悠さん。一織さんと環さんが洋風、悠さんが和風、お弁当を配るのが悠さん、衣装を思ってタオルを出すのが一織さん、パンを出してみんなに分けるのが環さん、といった色んなところの役割分担に同意の頷きが止まりません。かわいいです。私は新大学生ではありませんが、スーツを買いたくなるほどフレッシュで愛らしい3人に出会えて最高です。素敵な作品ありがとうございます!
2025-09-24 21:39 C01 新しい扉
高校生組、か、かわいい~~!全編通して相方さん(?)を頭の片隅で意識してしまう3人がいじらしくてかわいらしくてこちらまで悶えました。特に一織さん、一貫して名前をださずあの人呼びで話が進行していくの、和泉一織さんだなぁ……と思いました。高校生という何かと難しい時期に扉を押し開いて交友を作り得たものがこんなに素敵な青春、という筋書きがとっても美しいです。一織さんの苦手を把握して、気負わず手を差し伸べられる環さんの行動に思わず頭抱えます。輝いています。これからもその丁度いい距離感でつるんでいてほしいね……という思いで読了いたしました。食の好みで揉めたダブセンの喧嘩理由が気になります。何の食べ物で揉めたんでしょうか……素敵な作品ありがとうございます!
2025-09-22 13:52 B04 一つの扉が開いた時には、
楽しい書き出しですぐに引き込まれていました!陸くんのかわいい出だしに、乗っかって答える天にぃもすごくよかったです。仲良し双子大好きなので、2人がいっしょに楽しむ姿がいっぱい見れて(読めて)幸せでした!
まさかの出かけた先が三月さんのご実家だと途中までわからず、読み手を惑わすのもお上手だなと。TRIGGERの3人のお土産も粋でいいですね!ファンにはたまらないものだと分かってる楽さんもさすがですし、30分前のサインという新鮮なのもTRIGGERらしいなと(笑)
後々、本当にRe:valeさんのポスターも来そうで、1話完結ではあるのですがなんだか続きが見たく(読みたく)なってしまいました!
そして一織くんの秘密の扉。秘密に踏み込めるほどの信頼関係が築いていけてるんだなと。おそらくグループ間の関係もだいぶ深まってる時間軸なんだなと思いますが、仲良しいいなとしみじみ。扉の先を想像するとまた楽しいです。かわいいものやお兄ちゃんのアルバムとかでしょうか……なんて。
素敵な作品ありがとうございました!
2025-09-22 13:42 B03 The Door
個人の背景複雑だなあと感じるのはアイナナちゃんたちが強かったのですが、このお話を読んでTRIGGERのみんなもそれぞれの背景の中で色々とあったのだろうなと思いを馳せられました。いつも穏やかな十さん、楽さん天くんのいざこざも温和に仲裁してる場面が目に浮かびますが、内心こういう部分もあったのかなと思うとまた視点が変わり、十さんへの見方もすごく変わらせてくれた作品です。2人が喧嘩すること自体、胸を痛めることでもあるけれど、過去につながる不穏な音に嫌な連想になっていったこともあったのだろうなと思うと、二重に苦しい時期があったかもしれない彼の思いは何とも言えません。扉をここに結びつけてきた書き手さん、すごいなと感じます。
3人の関係性にもスポットを当てた扉の音からオーディションの進行を感じる扉の音、扉という単語だけではなくその音で物語を紡いでいて印象的でした。不穏も感じる書き出しながら、しっかりTRIGGERの絆を見せて3人の信頼感の結びつきへと回収していく展開、惚れ惚れしました!
あのオーディションの裏側にこんな物語があったといわれても頷いてしまうTRIGGERらしい作品でした!
素敵な作品ありがとうございました!
2025-09-22 13:30 B02 もう大丈夫
過去の回想から現在にふっと戻る瞬間の描きがとても好きでした。読み手の自分も物語に引き込まれてたなと我に帰る瞬間というか。幼き日の不安を払拭してくれる楽さん、十さんの両側から支えていく感じがTRIGGERの絆も感じてあの場面の空気感とても好きです。心から笑えた天くんのラストが温かく、読んでいるこちらもホッと力が抜けて安心させられました。ドアを閉じても変わらない温かかな空気感が広がる余韻が沁みました。素敵な作品をありがとうございました!
2025-09-22 01:13 G05 しあわせと同じだけの音
アイナナ大人組末っ子の壮五さんのお話、ありがとうございます。この構図が大好きです。
ささいなことでも違和感に気づいて気にかけてくれ、全力で向き合ってくれるアイドリッシュセブンメンバーの空気感が伝わってくるエピソードに心が温まりました。
お話の中で大和さんが壮五さんの笑顔の変化について語っていますが、壮五さんが心から安心して笑える場所があることがあることがうれしいですし、無邪気で緩んだ笑顔を見せるのはきっと大和さんと三月さんの前であることが多いんじゃないかなと思います。そのことに説得力のある大和さんと三月さんの柔らかい頼もしさと、壮五さんの無意識の緊張を解いた可愛いお願い事に読んでいてこちらも笑顔になりました。
2025-09-22 01:00 G02 ノー・ターンバック
三月と大和の会話文がとてもなめらかで読みやすく、二人の声がスムースに流れていくかのようで、本当に深夜にラジオを聴いている気分になりました。
オタク用語でいうところの「玄関マット」、アイナナなら誰がそうなりやすいのだろうかと考えたことは無かったのですが、確かに、大和さんが入口になることは多そうだよなと思います。たまたま見ていたドラマで印象に残った、得も言われぬ雰囲気の青年がだれなのか調べてみたらアイドルだったなんて、それだけでギャップにやられそうですし、そこからまた別のメンバーへと関心が移っていくのもアイドルにはまったときの楽しいところですよね。
でもそれを言いにくいと思っている人たちに対して嬉しいことなんだよと発信してくれるところに大和らしい思いやりを感じますし、その後で「もちろんそのまま俺のファンになってくれた人が一番好き」としっかりファンサしているところもさすがのかっこよさです。さらに「出口いらなくない?」まで、抜かりない三段構えに視聴者の気持ちになってやられましたし、読者としては、アイドル・二階堂大和の捉え方が完璧だ……と圧倒されました。
そして、このアイドル・二階堂大和の良さが三月の視点から語られているというのもたまらないです。仕事の時のこともプライベートでのこともよく知っている人でありつつ、このお話では「同僚」の色合いが強くて、その語り口が新鮮に感じられました。
楽しいお話をありがとうございました!
2025-09-18 23:53 B01 やさしさの箱
読み始めた時は何気なく読み進めていたけれど、読み進めるうちに引き込まれていました!主人公が冷蔵庫という意外性と、場面が思い浮かぶようなテンポの良い文章運びのおかげだと思います。冷蔵庫がほんとうに人間らしいというか、もう1人の住人感あってよかった。変化なく進むかと思いきや、空気が変わる出来事もしっかり盛り込まれてて、このヒヤヒヤというかどうなるかってハラハラする展開が個人的に好きなので、あっという間に引き込まれていました。アイナナちゃんたちらしいほっこりなエンディングと、言葉を発せぬ冷蔵庫だからこその機転ある行動で環くんを笑顔にする場面の描きが印象的で好きでした!素敵なお話をありがとうございました!
2025-09-18 19:49 F05 開けずの扉
本文を読み終えたあとにタイトルを見返して、なるほどな……と腑に落ちました。
「扉」というテーマとZOOL、なかでも狗丸さんの合わせ方がぴったりで、読みながら腹の底にずっしりと響くような、そんな気持ちになりました。
ラビチューブやムビナナのZOOLをみて、彼らは自らの視界を覆っていた暗いものを打ち破って前に進み始めたんだなと感じていたのですが、こちらのお話を読んで、それはむなしい地獄に続く扉だったんだと合点がいきました。そして、その地獄の扉が簡単に人を誘惑するものではなく、その先へ進む人を選別する装置であり、(狗丸さんから見て)ZOOLも了も振り落とされた側なんだと示されているところも味わい深かったです。悪を貫徹できなかった、でも、だからこそ戻って来ることのできた場所があり、これから目指せる未来があるという塩梅に『アイドリッシュセブン』を感じます。
キャラクターたちの軽やかで不器用さがかわいい掛け合いの背景で通奏低音のように響く狗丸さんのモノローグの重量感のバランスが不思議と馴染む、素敵なお話をありがとうございました。
2025-09-15 22:59 E04 夢現
新体制のリヴァーレ結成~デビュー頃の、まだ「ふたり」になり切れないのに、貧乏二人暮らしで公私をともにしなければならないという状況ゆえ、互いの存在が否応なく接触し、切り離すこともできずぐちゃぐちゃに混ざり合ってしまう、そのヒリヒリとした痛みや緊張感のある関係性がよく伝わってくるお話でした。
ふたりが住んでいる部屋は相手の一挙手一投足が分かってしまうほど狭くて脆い空間なのに、千さんはさらさらとして神秘的な空気を部屋の片隅に形作り、一方で百はトイレというおそらくこの家で唯一閉じられた場所でどろどろになっているという対比が鮮やかでした。
百さんのアルコールはリセットできるという言葉に、酒を嗜む一個人として「この人すごいこと言ってるな」と常々思っていたのですが、もしかしたら彼もこんな苦しい経験を積んで今の強靭さになったのかも……そして、それを見守る千さんがいたのかも……とリヴァーレの歴史に思いを馳せました。
素敵なお話をありがとうございました。
2025-09-15 22:29 E03 無限遠点
壮五さんが実家に行ってみようと思うとメンバーに話すところで、心配も応援も彼に伝えてくれるみんなが心強く、また、壮五の背中を押すだけでなくて環くんの心情も慮り、彼の言葉を待つ描写があるところに嬉しくなりました。それぞれの間になにがあったか全てを見聞きしていなくても、きっとそこに思いがあると知ってくれている空気感が温かかったです。そして、やっと口を開いた環くんの言葉には、3部の逢坂邸訪問時を思い起こさせる勇敢さに加え、壮五さんの意志を尊重できるようになった強さも現れていて、その頼もしさがグッときます。環くんは格好いいなあ……。
読んだ後にタイトルに冠せられている言葉の意味を調べ、壮五さんの祈りを受け取りました。壮五さんの勇気が少しでも報われたらいいと私も願う気持ちです。
2025-09-15 22:09 E02 愛しき音の、その先に
ふらりとあらわれてはふわりと去っていく野良猫みたいな男の役の大和さんを想像し、絶対に良い……と噛み締めました。見たいです。千さんがどのようなキャラクターとしてかかわってくるのかも気になります。
先に「一生懸命」を見つけた先輩として大和を見守る千さんの近すぎないのに優しさで満ちた距離感が素敵でした。
2025-09-15 15:02 I04 言の葉渡る蝶々
言葉遊びの楽しさと、MEZZO”らしいMEZZO”と、ついでに(失礼)一織の『ち』攻撃もすごくそれらしくて、しりとりの行方とともにずっと楽しく読ませていただきました。しりとりがとにかく圧巻でした。すごくどうでもいいけれど、愛・地球博なんて博覧会があったな、と思い出したりして。
薄く儚げだった蝶が、いまは鉄の羽で飛び立つ。蝶番の蝶々たちがふわふわと飛んでいく、かと思いきや、並んでしっかりと地を踏みしめる「足」で締められたのも、なんだか感動してしまいました。二人三脚の蝶々さんたち。これからもきっと、ふわふわだったり、踏みしめたりで、活躍していく。
すてきなお話を、ありがとうございました!
2025-09-14 19:34 A03 paint it blue
一織くんの真っ直ぐで少し恐い、けれど美しく純粋なところが伝わってきました。
読み終えてタイトルを見て、なるほど……とより深く余韻に浸りました。
陸くんが帰ってきたとき、一織くんはどんな顔をしていたのか気になります。
2025-09-14 09:57 H02 Legacy
文体の美しさ、構成、静かな水面に広がる波紋のように、胸がざわつき、余韻が染み入る作品でした。数度読み返しては、惚れ惚れしています。了さん、あなたなりの、矜持だったのですね。この感想を送らせていただく今日は、下弦の月。欠けた部分を埋めてくれるものは、もうあるのでしょう。素敵な作品を、ありがとうございます。
2025-09-14 04:46 D04 かげろう
お母さんと一緒にいた頃、施設にいた頃、アイドリッシュセブンになって皆と寮で暮らしている現在と、それぞれの時期の、環くんにとっての扉の「こちら側」の話がしずかに語られ、最後ドアを開けてメンバーに迎えられる賑やかな様子がひときわ眩しく感じられる温かいお話でした。
三つの場面の中でも、最初のお母さんとの場面の文章がとても好きです。ささやくように静謐でやわらかな文章からは、ふたりが実際に置かれている状況の質感がそのままに伝わって来るようでした。毛布の温かさ、二人でひそむ暗闇の、お母さんの密やかな声もお腹の中の小さな命の躍動も伝わるほどのささやかさと安心感、それと同時に簡単に破られてしまうだろうその空間の頼りなさ。どれも手に触れるように感じられました。最後の一文で環くんひとりで布団の中にうずくまるイメージに着地するのが孤独感をより際立たせていて、読んでいて寂しさが胸に染みました。
アイナナ寮の場面では、メンバーが次々と声をかけてくる賑やかな朝の様子に、環が自分から扉をあけて会いたいと思える人たちと暮らせるようになってよかったと嬉しい気持ちになりました。
暗闇をくぐり抜けて明るい場所にたどり着いた環くんのお話を読むことができてよかったです。ありがとうございました。
2025-09-12 22:19 G03 華散る未来
小さい陸くん可愛かったです!でも大きい天に会う為に未来まで来てしまうのは心配になりますよね。現在の陸くんが居なくなるかとハラハラしました!最後の綴りで。この話は第3部の前を意識して書かれてるのが。不穏感じられて
良かったです。
2025-09-12 19:31 G02 ノー・ターンバック
大和さんと三月くんの深夜ラジオトーク!
最初IDOLiSH7を知って貰うのは大和さんきっかけで、他のメンバーにハマらせ。出口いらなくねってさらりと言ってしまう大和さんに少しぞくりとしました。タイトルの意味そう言う事!?とビックリ。
2025-09-12 17:00 C02 高校生組のお昼休憩
大人になりたい悠くん視点で書かれた高校生組の話でした。悠くんのばあちゃんの豆知識がとても具体的に身近に感じさせるように書かれていたので凄く良かったです!一織くんや環くんもらしさを感じて良いです!
2025-09-12 16:52 B06 扉をあけて
あなたは〇〇ですかの質問の陸くんと一織くんのやり取り、個人的に好みでした!一織くんらしく引っ掛け問題作るのが好きです!陸くんのきなこの鳴き声してしまうの可愛い。
2025-09-12 16:40 B04 一つの扉が開いた時には、
七瀬双子が和泉兄弟の実家のケーキ屋を訪ねるシチュエーション個人的に大好きです!開けては行けない扉と言われてましたが、今は三月も
一織も開けても良いよと言う優しさが感じられました!一織の部屋に何があったのか凄く気になります。
2025-09-12 16:26 B02 もう大丈夫
天くんが幼少期、大丈夫だと思っていたけど
途中で陸くんの容態が悪くなって中断した過去で、それが夢として現れしりごんでしまったのはありましたが、扉を開ける時に現在元気そうに動いている陸くんを見てて安心できたのかなと思います!
2025-09-12 16:02 A03 paint it blue
一織が陸くんの為に、この部屋のものを蒼く染めたい気持ちが伝わってきた良い作品だなと思いました。同時にperfectionGimmickで視界がペンライト真っ赤に染まったのを思い出しますね。
2025-09-12 15:54 A02 ふと微笑んでしまう瞬間に
ナギくん視点で書かれているIDOLiSH7の6人の存在の大切さと優しさが伝わって来ました。プライベートの写真を上げるようになってからナギくん自身の変化があったんだなぁって分かります!
2025-09-12 15:22 A01 魔法に掛けられて
天くんとのやりとりの不安そうな陸くんに掛ける壮五さんの魔法のような言葉『大丈夫だよ』の言葉に背を押された気分になりました。
言葉の温かみを感じて良かったです!
2025-09-10 07:35 C03 輝きを作る人
日々真剣にアイドルであることに向き合っているアイドリッシュセブンの周りには、役割は違っても同じように誇りをもって自分の仕事に取り組む、一歩一歩を積み重ねてきた人たちがいるんだなと、かれらの世界への想像が広がるお話でした。
語り手のヘアメイクさんの目に小鳥遊マネージャーが尊敬できる仕事人かつとして映っていて、同時にかわいさにもメロメロになっている描写があるのが個人的に嬉しかったです。小鳥遊さんのかっこよさは絶対見ている人に伝わっていくものだと思うし、これからは彼女にも同じ業界で働いている同世代とのつながりが増えていくんだろうなと、憧れに向かって研鑽を重ね、夢をかなえた後も努力を続けて素晴らしい仕事をしているヘアメイクさんが小鳥遊さんに好感を抱いている様子から想像してわくわくしました。
2025-09-07 09:34 G05 しあわせと同じだけの音
頑張り屋さんで生真面目な壮五を暖かく出迎える二人の優しさにほっこりしました。
また、偶然か狙ってか、作中に登場しないキャラクターの名前も出てくるのが憎らしいです。
素敵な作品をありがとうございました。
2025-09-07 04:03 B05 死ぬまで奏でて
万理さんが千とRe:valeのもとを去ったことや小鳥遊事務所のスタッフになった現在どんな様子かを知っているので、このお話を読み、千と二人きりの永遠の王国を祈った瞬間があったのかなと想像して切なくなったり、千と別れたあとの日々を自分自身のものとして耕し「未完成」を停滞のモラトリアムではなく、確かに完成へと向かっていく道にした強さに改めて思いを馳せたりしました。
二人がライブハウスの後ろの方で演奏を聴いているのがなんとなく好きです。影に潜んでいるのに時折ライトが当たって体が断片的に浮かび上がる様子が思い浮かびます。
素敵なお話をありがとうございました。
2025-09-05 16:50 A02 ふと微笑んでしまう瞬間に
ナギくんや皆の『幸せ』が伝わってきました。
お鍋のシーンはとても楽しそうで、読んでいて暖かい空気に包まれました。
ラビスタグラム、すごく見たいです…!
2025-09-05 16:44 A01 魔法に掛けられて
どんな魔法かなと思っていたら、可愛くてほっこりしました。
2人の会話する姿(途中で環くん)がスッと頭の中に映像として浮かびました。
2025-09-03 03:16 F01 白い扉の向こうに
あのミューフェスを経てもう失敗しないではなく、対処すると言った一織、不安や脅威にはしっかり対策を立てて対抗する一織……「七瀬さんのために救命講習」に行くというストレートかつ的確な決心が最高にクール&シャープでしびれました。かっこいい。
それから、一織の作るメニューが冷やし中華であるところに絶妙なチョイス……と唸りました。一織が作る冷やし中華って絶対美味しいので。麺をしっかり水で締めて、一つ一つの具材を丁寧に調理して……一織っぽいなと想像を掻き立てられました。私も食べたいです。
2025-09-03 02:38 F02 部屋の主は誰か
まさかの入れ子構造……
構成の上での七瀬陸さんの配置がばっちりキマってて最後背中がぞわっとしました。面白かったです!!!
2025-09-03 02:01 I02 さびしさの行方
冒頭の、蝉の声が幾重にも降りそそぐ夏の不快さを感じつつお母さんのお墓から離れられない環の描写から引き付けられました。
大丈夫だと思っていた日々が何かのきっかけでぐらついて、さびしさに蝕まれる日の苦しさや混乱が、部屋の扉を通して行き来する環の感情に現れていて、読んでいる私も胸がぎゅっとなりました。王様プリンを扉に投げつけてしまった時の環の衝撃を思うと途方もない心地になります。環の内側の視点から、移り行く記憶、思考、感情、身体に現れる反応の記述を積み上げていくことで、さびしさが暴れまわり思考も行動も滅茶苦茶になる様子がこちらの身にも迫ってくるように感じられました。
最後、壮五とのやりとりで環の涙や感情が変質していく流れが好きだなと思いました。扉をくぐり自分の部屋とはまた違う日々が積み重なった空間に入ることで流す涙のニュアンスが変わるというのは今回の「扉」というテーマにピッタリだなと思いますし、己と壮五の感じるさびしさは実は同じではないんだということが、壮五の生きている身体を目の前にすることで受け止められるようになるところに朝日が昇ってくるような明るさと力強さがあるような気がします。
一つの掛け布団を分け合うのに背を向け合う様子は、バラバラな孤独を持ち寄ってそばにいるメッゾの絶妙な距離感が静かな親密さをもって描かれていて温かかったです。
素敵なお話をありがとうございました。
2025-09-02 19:01 B06 扉をあけて
読み終わって、あまりの激情に頭を抱えました。最後の質問が本当に、ずるい。もしかしてオレ?と気づいてからの陸さんの目のきらきらが本当に愛おしいです。てらいもなくそれを一織さんに質問攻めできるところもとても陸さん、という感じで……またオノマトペの使い方がかわいらしくて、陸さんのテンションの高さがびしびし伝わってきました。ふたりの会話のテンポもかろやかで、本編のような質感があって眼福です。かわいらしく、を世間一般的に可愛いと評される声で鳴きますか、といいかえたところ、一織さんすぎて頭抱えます。言い回しが本当に丁寧で、キャラクターへの愛を感じます。スーパー推理力のパーフェクト高校生、さすがでした。二十もいらない、と言い切る姿、ここまできたら言うことはひとつ、スーパースターへの畳みかけに痺れました。フラウェの絶妙な信頼関係というか、愛情関係というか、そういった美しさが愛、です。何回読み返してもにこにこが止まらないので、もう一周してきます。素敵な作品、ありがとうございます!
2025-09-02 19:00 B05 死ぬまで奏でて
若かりし千さん、もとい折笠千斗さんが非常にロックで、そして万理さんが呆れながらも神様をわずかに認めるほど千さんの存在を意識しているところが痺れました。ふたりの近すぎないのにこれ以上なく信頼し合っている距離感の描写がリアルでとってもどきどきしました。素晴らしい音楽に対しては嘘を付かずに評価する千さんが、音楽に誠実で素敵です。千さんひとりでは開けられないほど重たい扉が音楽によって軽やかに開きとどめられるかもしれない、という音楽の伝播がふたりの可能性の描写として美しくて本当に素敵です。また千さんひとりでは扉を開けられないところにひとりでは決して音楽と添い遂げられないとでもいうような千さんの性質を感じて美しかったです。薄れて、やがて、消える、の締めくくりが儚くて物悲しくて、でも悲しいだけで終わってくれない最高の読み終わりでした。読後も最高!!ライブハウスに行きたくなりました。素敵なお話ありがとうございます!
2025-09-02 19:00 B04 一つの扉が開いた時には、
冒頭の双子、あまりにも可愛すぎませんか!?天さんを驚かせようと問題を出した陸さんの意表を突くように迷いなくコールする天さん、何枚も上手で、さすが天さん……!ふたりがいたって気負いない兄弟としてお出かけができる事実に涙が止まりません。なんて愛おしいんだ……それを送り出してくれるTRIGGERの年長組も末っ子の嬉しそうな様子ににこにこなんだろうなと思いを馳せ、あたたかくてにっこりしました。
実家のお手伝いをしてる三月さんにあまりにも夢があって困りました。きっときらきら笑顔で接客もこなしてくれているんだろうなと思いました。太陽みたいで素敵です。そしてその三月さんにゼロミュの初演ポスターを渡すという粋な演出に拍手喝采でした。憧れと愛と思い出の詰まった和泉家の壁、愛おしいです。一織さんと天さんの絡みが大好きなのですが、今のキミなら許可してくれると思った、というところ、ふたりの関係性を感じて幸せです。七瀬家双子と和泉家兄弟って共通項があるようでけっこう違っていたり、それぞれの愛の形、とでもいうのでしょうか。そういったものが似通っているようで離れていたり、考えさせられるところがある関係性だなと改めて思いました。愛らしいふたつの兄弟について垣間見ることができて幸せでした。素敵な作品ありがとうございます!
2025-09-02 18:59 B03 The Door
本編での出来事、TRIGGERを大事に思う人たちの姿を思い出して胸を掻きむしりました。苦しい、苦しい……扉は開くと新しい世界をもたらしてくれる象徴であると同時に自分を拒絶するものでもあったことに気づかされ、扉、という主題への考えがより深まったように思いました。それを語るのがTRIGGERの十さん、という事実があまりにも味わい深いです。天さんや楽さんを見る十さんの視点がとてもあたたかくて、とてもふたりを大切に、愛おしく思っているんだろうなとひしひしと伝わってきました。そんな十さんが素敵です。自責の念を抱く十さんが普段に輪を掛けて怒らない様子も目に浮かぶようで堪えました。その対比のように仲間のために怒る楽さんの描写があまりにも八乙女楽の生きざまで涙が出そうになりました。ですがそれはそれとして、圧迫面接撲滅委員会、動きます。楽さんと天さんの掛け合いもチャーミングで和みました。辛い話の中でも扉の音を介して前向きに歩いて行くTRIGGERさんの姿が見られて私まで前向きな気持ちになりました。素敵な作品をありがとうございます!
2025-09-02 18:58 B02 もう大丈夫
扉を開けるという動作にまとわりつく記憶が生々しく深刻で、苦しい、苦しい……となりながら読み進めました。ドアの前に至るまでに織り込まれた天さんの配慮と思いの描写が繊細で、小さな天さんがランドセルを背負って緊張しながら祈りながらドアの前に立ち尽くしている様子が目に浮かぶようで本当に胸が、苦しくなりました。登場人物のみなさんの会話の部分が、言葉の選び方、区切り方、…の場所などが丁寧で、会話箇所を読むだけで天さんの強張った表情が陸さんの顔を見た瞬間緩んで、なんでもないみたいに話始めてるんだろうな、優しい顔をして困ったような顔をして陸さんと話しているんだろうな、などと表情が思い浮かぶようでとても素敵でした。天さんの左右のbraverにスタンディングオベーションです。天さんの、陸さんのこれからに幸多からんことを……!TRIGGERさんのロサンゼルス土産はなんだったのかにも想いを馳せながら読了しました。素敵なお話ありがとうございます!
2025-09-02 14:23 E05 扉の向こうの平穏な世界
一織と話せたことが、永遠を生きるカバネにとって慰めや希望になったのではないかと思えるお話でした。
カバネを演じた張本人である一織だからこそ、自分が演じたことのない表情をカバネがしている、と分かるところが萌えました。
「正直二度とごめんですよ、こんな体験」という別れの挨拶も、感傷的になりすぎないところが一織とカバネにふさわしいように感じてよかったです。
2025-09-02 14:08 E03 無限遠点
貴著をきっかけに「遠点」という言葉の意味を初めて調べました。視力的なことと天体的なこと、ふたつの意味があるのですね。
個人的に、「肉眼で見える一番遠いところ」のように、遠くはあっても確かに希望が見えるようなお話に感じました。
扉を開けることが正解なのか不正解なのか、未来が予測できなくとも、開けようとする壮五の勇気がかっこよく、また壮五の意思を尊重して応援してくれるアイナナちゃんたちの存在が尊かったです。
2025-09-02 13:54 E02 愛しき音の、その先に
「野良猫」役の大和、きっと名演だろうなあ…映像が見てみたいなあと思いを馳せました。
元野良猫同士の大和と千の間にシンパシーを感じます。根っこは同じ野良猫だからこそ、大和は千に憧れと反発の両方があるのかもしれないと想像しました。
気まぐれにじゃれあって、お互いの居場所に帰っていく、そんな文章の雰囲気が素敵でした。
2025-09-02 13:43 E01 商店街!紹介しNight!
陸に敵わない大和の図、大好きです!
事前に分厚い資料を作って街ブラに挑む壮五がツボでした。こっちの世界でもこの番組を放送してほしいです…!
陸のイマジネーションの豊かさ、人懐っこさがよく伝わりました。大和が陸という光に照らされながら、陸を守りたいという気持ちを抱いているところがたまらないです。
2025-09-01 21:25 B01 やさしさの箱
あまりにも壮大なイントロにわくわくし、そして冷蔵庫さん視点であることに気づき、そういうことかーッ!!と叫びました。キャラクターの隠喩が本当に本当に素敵で大好きなのですが、特に「強い眼差しに明るい光を湛えた」という描写に圧倒的な三月さんを感じて大好きです。冷蔵庫を取り巻く7人のやりとりでにこにこして、本当に幸せになりました。その分環さんの悲しみが本当に辛くて、冷蔵庫の胸ってどこなんだろう……などと突っ込みを入れる余裕もなく冷蔵庫さんと一緒にヴヴ、と唸っていました。あまりにも温かい、アイドリッシュセブンの皆さんのメンバー愛が冷蔵庫に集結していて、気が付いたら涙を流しながらスクロールしていました。あと、節々に寮での大和さんの立ち位置を感じてにこにこしました。本当に温かくて美しい物語でした。冷蔵庫さんと握手がしたいです!素敵なお話ありがとうございます!
2025-09-01 21:25 A06 I’m home.
大和さんのお酒の席という話題を丁寧に紐解かれていて、そしてそれが様々な出来事を経て決してマイナスだけでない事柄に変わっていくところに大和さんへの愛を感じました。助手席に乗る大和さん、かっこいいです!!ただいまを言える場所ができたことも、そして何よりそんな自分が嫌いではない、といえるようになっているところに言語化できない幸せを感じました。言葉に詰まって、演技を売りにしていることに少し言い訳をして、それでも嫌いではないと締めくくってくれているところが本当に愛おしいです。メンバーとの幸多からん日々を想像して最高の余韻を味わっています。あと、大和さんがマネージャーさんを見えなくなるまで見送る、という描写に最大級の大和さんを感じています。素敵な作品をありがとうございます!
2025-09-01 21:24 A05 Call!!
とにかく終始共感の数々で本当にずっと頷きながら拝読していました。「なんででかい会場って出入り口までこんなに迂回させるわけ!?」に一番激しく頷きました。分かります。勢いのある文章構成と身に覚えのあり過ぎる出来事とに分かるなぁ、と思うとともにこの勢いも全部愛だよなぁ、と感じました。一人称のファンの子、アイドルが大好きだー!!という気持ちが爆発していてかわいいです。銀河系みたいに無数に輝くペンライトのひとつが抱える愛がこんなに熱くて尊くてかわいいんだから、それがたくさん集まったライブ会場はきっと愛でみちみちですよね。愛されているアイドルをこのような視点で愛でられてとても幸せになっています。和泉一織さんの影ナレを聞きたくなりましたし、やっぱりライブって最高―!!という気持ちになりました。素敵なお話ありがとうございます!
2025-09-01 21:24 A04 扉
回想形式の独白が、全部ぜんぶキャラクターの皆さんの声で再生されました。言葉選びだったり、単語の切れ目だったり、文章のリズムや作りが丁寧でキャラクターたちの息遣いまで聴き取れそうです。
そして各キャラクターの回想が、回想が……身を切られるみたいに痛い、でもその後に続くことばたちに素敵な仲間に出会えたよ!これからも頑張るよ!って笑っている姿が目に浮かんで、感涙です。ライバルと形容できるようになった七瀬陸さんたちの軌跡は愛おしいし、「努力していたらいつか芽を結ぶから」の重みが切実で、「ファンの子たちを幸せにしたい」に、号泣です。天下取ってねRe:valeさん……!未来がどうなるか分からないから面白い、と締めくくられるところにこの上ない希望を感じて愛おしいです。素敵なお話ありがとうございます!
2025-09-01 21:23 A03 paint it blue
意識の散逸の仕方が和泉一織さん!!で参りました。不注意で床にアラザンをばら撒いた時のように、八月の熱風に一瞬だけ枯れ葉の色が匂った時みたいな、といった比喩がとても新鮮な切り口のようなのに不思議とすっと情景が浮かんで、音が聞こえてきそうな、体に染み込んでくるような魅力的な文体だなと感じました。素敵です。「不安になりました」というひとつの感情の動きを丁寧に丁寧に描写されているところが美しいし、物の扱い方、とでも言うのでしょうか。仕草のひとつひとつにリズムがあって、決して激しくはないのに一織さんの激情が流れ込んでくるようで、一息で読み終わってしまいました。それなのに余韻は長くて、今全力で和泉一織さんのアイドル観の余韻を味わっています。本当和泉一織さんの独白を聞いているようで、本当に、綺麗です。「転びそうになった私が掴んだものはあのひとの部屋のドアノブだった」というところでどきっとしたのは私だけじゃないはず、日常のひとつに七瀬さんへの想いがある和泉一織さん、大変に美しいです。ありがとうございます。
2025-09-01 21:22 A02 ふと微笑んでしまう瞬間に
冷静な殿下の自己分析の一人称描写が淡々と進んでいくところがBGMを絞った映画のようで素敵でした。情景描写に選ばれるアイテムや語られる思い出の選出が最大級にナギさんで痺れます。アイドリッシュセブンがそれぞれであること、そして自分に求められた理想像には他のメンバーと比べると少しばかり高級感が必要であること、それに対して直後にいい、とも悪いとも明言せず、進んで行く物語の中でちょっとした言い回しや表情の動きでもしかして、寂しかったのかな、寂しかったねと伝わってくるところが最高に素敵です、これが、文学……!温かいご飯を囲むこと、その意味が出会いによって変わっていく、という物語が本当に美しくて、悲しいような幸せなようなとても満ち足りた気持ちです。扉を開くように自分を発信していけるように、という描写、こんなに素敵な扉があったなんて!?と感涙、前半静謐な雰囲気が感じられた分、あたたかいアイドリッシュセブンの描写が色鮮やかでよりいっそう幸せでした。ナギさんには温かいお鍋を囲んで思いっきり笑っていてほしい、ですね……でもでもそれはそうとして、でも硬派でシックでエレガンスなナギさんもたくさん見たいです。そんな気持ちを叶えていただいてありがとうございます。「少しだけ、誇らしい仲間を世界に自慢したい」「万人に響くハルキの音楽のように」、という文章がここに登場することにナギさんの人生を垣間見た気がして、本当に何度も読み返しています。長くなりました、本当にありがとうございます。
2025-09-01 21:21 A01 魔法に掛けられて
環さんに教わった大切な魔法を今度は壮五さんが陸さんへ、という優しさの魔法の循環があまりにもかわいらしくてにっこりしながら、だけど無性に泣きたくなるような気持ちで読了しました。「ただそれだけ」が生まれるまでにどれだけの過程があったのか思うと、かわいい!だけでは足りない歴史というか、物語があるな……と、しみじみしています。あと特に、冷静で丁寧な壮五さんの言葉選びがとても好きです、壮五さんって大人だったな、という実感(?)が湧きました。環さんがその魔法を手に入れて、壮五さんがそれを大切なものとして陸さんに伝えて、そして陸さんはこの魔法のおかげで天にぃと笑顔でドーナツを食べるんですよね、もしかしたら天さんにこの魔法の話をするのかも!また色んな人の大切が繋がっていくんだ、と思うと愛しくて仕方がないです。その全てが集約された全てがこの「ビビディ・バビディ・ブー!」に込められているのだとしたら、なんて素敵な、フェアリーゴッドマザーもにっこりだと思います。タイトルから散りばめられたディズニーも相まって魔法という主題が浮き立つようで、今とっても前向きな気持ちです!素敵な作品を本当にありがとうございます!
2025-09-01 20:27 E04 夢現
扉一枚を隔てて、千と百がお互いを思っているところが、もどかしくも美しかったです!
千が扉を無理やり開けるのではなく、百のほうから開けてくれるのを微睡みながら待っているのが、絶妙な距離感で素敵でした。
2025-08-31 16:27 D04 かげろう
「たあくんもかあちゃんも、もう宇宙にいるのよ。」という環のお母さんの言葉に切なくなりました。
不自由なことが多い生活の中で、お母さんは自分も広い宇宙の一部だと考えることで、心の自由を保っていたのかもしれないと想像しました。
晴れ渡った空の描写でラストが締めくくられていることで、今は星々のひとつとなり、ひと足先に宇宙に行っているお母さんが、環のことを見守ってくれているように感じられました。
2025-08-31 16:13 C04 カウントダウンの後に喝采
個人的にŹOOĻとムーンライト一郎先生の話でそう来たか!と脱帽しました。一郎先生やŹOOĻの皆がブラホワ等で手に入れたかったのってそれはもう“酸っぱい葡萄“なんだよなと哲学的に考えさせられて私の中では気に入った話でした。
2025-08-31 16:08 D03 おかえりなさい
読み終わった瞬間に、タイトルの通りにアイナナちゃんたちが「おかえりなさい」と言う声が聞こえてくる気がしました。
今まで大和の一人暮らし時代を深く想像したことがなかったのですが、貴著を読んで、一人暮らしの部屋は大和にとってシェルターみたいな場所だったのかもしれないと想像しました。
自分一人の家が一番落ち着く人、実家が好きな人、いろんな人がいると思いますが、今の大和にとってはアイナナ寮が帰る場所であることが心から嬉しいなと思うお話でした。
2025-08-31 15:33 D01 瞳に映るものは
壮五の瞳の色の描写から始まったお話が、壮五の瞳の色の描写で終わる。そのことから、環はいつも壮五の目をじっと見て話しているんだなと思いました。
「ついてこないでくれるかい?」と壮五に言われたら、怒鳴られるよりも100倍凹みますね…!
一生懸命な環がかわいかったです。壮五用のジンジャークッキーは生姜がかなり効いていそうです。
2025-08-31 15:20 D05 モフモフと僕〜棗巳波の場合〜
アイドルとモンたちが共生している世界なんですね! 最強アーティストなモンミナに笑いました。宇都木さんの手には負えなかったモンミナが、巳波にはすぐに懐いているところが可愛かったです。
個人的モンの中ではモンミナとモンそーが最強だと思っているので、ぜひ2匹で大暴れしてほしいなと思いました。
2025-08-31 13:32 D02 アタラシイオト
3部で大和と三月が寮を出て行ってしまったとき、一人で十代組のことを守ろうと頑張っていた壮五のことを思い出し、その壮五が一番最後に退寮することに感慨深くなりました。
寮に向かって深々と頭を下げる壮五の姿がはっきり目に浮かび、特に印象的でした。壮五を送り出してくれる紡の存在が頼もしいです。
寂しくも清々しい、清涼感のあるお話でした。
2025-08-31 12:11 B06 扉をあけて
一織の頭脳明晰だけれど可愛げのあるところ、陸の天真爛漫なようで第六感のようなものがあるところを味わえるお話でした。
シャフユニの特ストで、一織がプレゲの面々と結構ノリノリでゲームをしていたことが個人的にちょっと意外だったのですが、貴著のように普段から陸とミニゲームをよくしている影響だったのかもしれないなと想像が膨らみました。
一織が出題者のターンでは、「もしかして答えは陸なんじゃないかな?」という予測が、だんだん「やっぱり陸だ!」という確信に近づいていく感じがくすぐったく、にやにやしながら読みました。
オチが殺し文句すぎて最高でした!
2025-08-31 11:53 B04 一つの扉が開いた時には、
冒頭の陸と天のやりとりがとても二人らしく、遊び心があっておしゃれで好きです。
一織の秘密の扉を三人で開けるということに彼らの世界の広がりを感じました。一織の世界はかつて三月しかいなかったけれど、今は陸や天もいる。同じように、二人しかいなかった双子の世界にも今は一織や三月がいる。扉の先の秘密を共有して、広がった世界での絆を深めていく。そういうお話に感じました。
2025-08-31 11:40 B03 The Door
「今でもたぶん、3人とも、剥き出しの傷口を語るのは苦手だった。」という部分に一番TRIGGERを感じてグッと来ました!
龍之介視点で見る天と楽は、こんなに愛嬌があって魅力的な人たちなんだなというのも感じました。
諍いの末に断絶した両親と、ぶつかり合っても仲直りしてきた天と楽が対比になっていて、天と楽のあり方が龍之介の希望と癒しになっているところがよかったです。
龍之介は作中でも一番自分の過去や内面について多くを語らない人なので、貴著が私にとって龍之介の内面を考えてみるきっかけになりました。ありがとうございます。
2025-08-30 21:12 B05 死ぬまで奏でて
端正な文章の一行一行から、万理と千が一緒に音楽を創っていた時代の空気が香ってくるようでした。
二人に訪れた別れを知っているからこそ、ラストの一行が切なくて、胸がきゅーっと痛くなりました。ですが、決して嫌な痛みではなく、しばらくこの痛さを感じていたいなと思うような痛みでした。
2025-08-30 18:30 B02 もう大丈夫
双子の弟が病身であることに、幼い天はどれほどの不安や恐怖や心配を抱いていただろうと思いを馳せました。天はそういったネガティブな感情を、陸にも両親にも悟らせないよう、一人で抱えてきたに違いありません。彼の孤独な懊悩の象徴が病院の扉なんだなと噛み締めながら読みました。今は一緒に扉を開けてくれる楽と龍之介がいるし、陸のほうからだって扉を開けてくれるようになったんですね。天がこれからもっと幸福と安心に包まれるよう願いたくなるお話でした。
2025-08-30 18:10 F02 部屋の主は誰か
IDOLiSH7から4人、TRIGGER、Re:vale、ŹOOĻから1人ずつ、敢えての頭脳派を選出してないの肝が冷えて脱帽しました!しかも夢オチと思わせて夢オチからと不穏な雰囲気が良かったです!
2025-08-30 15:43 B01 やさしさの箱
「やさしさの箱」ってどんな箱だろう?とタイトルから惹き込まれました。
冷蔵庫視点というのが意外性があり、ユニークで楽しかったです。冷蔵庫は固有名詞を使わず、アイナナメンバーのことを「青年」「少年」と表現していますが、すべて誰なのかすぐに分かりました!
途中からは冷蔵庫と気持ちが同調して、内心ヴヴ……と心配のため息を吐いたり、ヴン……とときめきの唸り声をあげたりしながら読んでいました。
なぜ冷蔵庫が「やさしさの箱」なのかが回収される一文、「冷蔵庫の中は、いつだって彼らから生み出されるたくさんのしあわせとやさしさが詰まっていた。」は、胸が幸せでいっぱいになる素晴らしいパンチラインでした。
壮五の「明日のないプリン」という言い回しや、ガラガラっと氷を出して主張する冷蔵庫など、思わず笑ってしまう場面もたくさんあり、読んだあとに自分の周りの重力が少し軽くなるようなお話でした。
2025-08-30 14:43 C04 カウントダウンの後に喝采
ムーンライト一郎先生……!十秒後の世界が見たいです……!
本編の隙間エピソードから広げてのŹOOĻのわちゃわちゃと決意のお話、素敵でした。
ブラホワについて了さ……ムーンライト一郎先生がどう思ったのか知りたい、聞きたいとずっと思っていた気持ちを叶えてくれたことに感謝です。
そして酸っぱい葡萄のくだりがまた感慨深く、いろいろと思いを馳せてしまいました。
ŹOOĻくんたちも、ムーンライト一郎先生も、あとついでに宇都木さんも(この宇都木さんはかろやかに自分でなっていそうですが)ラブリーでエンジョイで狂気と破壊をどうかこの先も一緒に進んでいってください!
2025-08-30 13:59 F04 友愛ミッション2025
大好き神回もの!
深読みをしてしまうファン、深読みをさせてしまうのかさせているのか、計算なのか天然なのか真相は謎のままでもとにかくわちゃわちゃかわいいことは確定! のアイナナ……たくさん味わいました楽しかった! 楽しいお話をありがとうございました!
ところで……
「大和くんしか都合がつかなくてゲストに千さんが来ちゃったしてきた伝説の回」が見たいですどうかよろしくお願いいたします(平身低頭)
2025-08-30 13:33 C05 do or を越えて
アイナナ寮のドアの手前が20歳以上組、ドアの向こうが10代組、と分かれている構成が鮮やかでした。
「door」と「do,or」が掛かっているのでしょうか。扉を開けても心休まる場所に行くことができなかった壮五と大和が、それでも扉を開け続けた先で、安心して開けられる扉を得られたということに心が温まりました。
2025-08-30 13:10 C04 カウントダウンの後に喝采
ムーンライト一郎先生とŹOOĻの未来への期待が膨らむお話でした。
了のちょっと猟奇的な嗜好は、社会生活の中では他人をたじろがせてしまうものですが、芸術としてなら光ものがあるし、ŹOOĻとの相性も抜群だよなあと改めて思いました。これからも六人でŹOOĻを創っていってほしいです。
口では(口でも?)巳波に誰も勝てないところがŹOOĻらしくて好きです。
2025-08-30 12:41 C03 輝きを作る人
ヘアメイクさん視点で見るアイドルの姿が新鮮でした。ヘアメイクさんも最前線でアイドルを支えている人たちなんだ、こういう人たちがいるからこそアイドルは扉の外(=撮影現場)に行けるんだ、ということを初めて意識し、視野が広がりました。
環が慣れない敬語を一生懸命使ったり、やりたいヘアアレンジを進んでリクエストしたりする姿に、仕事と向き合おうとする姿勢をひしひしと感じて、眩しくいとおしかったです。きっと最初からバク転をやるつもりで髪の毛を固めてほしかったんですね。
ファンを喜ばせたいと思う環と、それを叶えるためのヘアメイクをしてくれるヘアメイクさん、両方に拍手を送りたいです。
2025-08-30 12:13 C02 高校生組のお昼休憩
大人の扉をくぐる手前にいる高校生三人組の日常風景が瑞々しかったです! 洋風弁当と和風弁当、どちらを選ぶかにも生活を感じて、洋菓子店の和泉家では食事も洋食が多かったのかな? 悠のおばあちゃんは和食を作ることが多いのかな? 環はとにかくボリュームが多いものを選んでいそう……など、想像を巡らせながら読みました。壮五の最強エピソードには思わず笑いました。おばあちゃんとおばあちゃんの知恵を大切にする悠はかっこいいですね。
2025-08-30 08:01 E01 商店街!紹介しNight!
日曜日の午後に放送されるのんびりとした雰囲気の街ブラロケの映像が流れてくるようでした。商店街の皆さんも暖かく、読んでいて楽しかったです。
2025-08-30 01:22 C01 新しい扉
意識しなくても青春の扉がすぐそこに転がっていて、ふと開けることもある。その何気なさにこそ若々しさを感じました。それぞれ別に大切なメンバーがいる高校生組が、日常の中でなんとなく距離を縮めていく感じが少年らしくて爽やかなお話でした。
2025-08-30 00:47 A06 I’m home.
Re:vale先輩におけるモモがこなしていたような政治的な飲み会は、きっとアイナナメンバーだと殆ど大和が一気に引き受けているんだろうなあと想像が膨らみます。そんな大和が頼もしいです。扉の向こうにある団欒が大和に力を与えてくれるからこそ、きっと飲み会も大人の対応ができちゃうんですね。大和、かっこいいです。
2025-08-30 00:34 A05 Call!!
ライブの楽しさの全てが詰まっていて、会場の熱気まで感じられるようで臨場感たっぷりでした。遅れた連番相手を待つほうの焦れったさも、遅れて会場に急ぐほうの逸りもすごく共感できます。「Call‼︎」というタイトルの通り、推しの名前を現場で呼べることの尊さや幸せを感じるお話でした。
2025-08-30 00:20 A04 扉
未来という扉の前に、四人がそれぞれの葛藤や決意を持って立っていることが伝わってきました。一ファンとしてはサイリウムを振ることしかできませんが、それでも扉を開ける彼らのことを応援したい、背中を押したいという気持ちになるお話でした。
2025-08-30 00:14 A02 ふと微笑んでしまう瞬間に
一般視聴者目線で「硬派な腕時計のPRをするナギ、絶対かっこいい…!」とメロメロしてしまいました。PRの写真はモノトーンだったり落ち着いた色調のものが多そうで、対比でアイナナ寮の扉の向こうにある景色がより色鮮やかなものに感じました。ナギは完璧であることを求められたのに完璧さを愛してもらえなかった過去がありますが、今は完璧な姿も無防備な姿もどちらもファンに愛されているに違いないと確信でき、幸せな気持ちになるお話でした。
2025-08-29 23:47 C03 輝きを作る人
誰かの仕事があって、誰かの仕事が成り立っているというメッセージを強く感じるお話でした。
魔法みたいと褒められるのは、ヘアメイクさん冥利につきますね。全体的に優しい気持ちになりました。
2025-08-29 15:07 A03 paint it blue
流れるような綺麗な文章、繊細な情景描写で、一織の不安が波のように押し寄せてくるのがよく分かりました。読んでいて、視界いっぱいが赤くなったところに、最後は深い青がじわっと滲んで広がっていくのがイメージできました。扉をどの指のどの関節でノックするかまでを意識しているところが、緻密に思考する一織らしいと感じました。
2025-08-29 13:55 A01 魔法に掛けられて
ふんわりと優しい読み心地で、呼んだ後に自分の心も軽くなって弾むようでした。誰もが聞いたことのある呪文も、壮五という人の口から聞くと、特別な新しい魔法が込められているように聞こえます。陸が「兄に似ている」と言っていた壮五の優しさはこういうところなのかなと改めて気付かされました。
2025-08-28 16:17 H04 新しい舞台へ
ムビナナ冒頭のオープニングの映像と共に、たくさんの《扉》が浮かび上がってくるようなお話でした。
アイドルたちがこれまで何度となく開いてきた扉の意味、それぞれの形や重さを、ページを捲るように俯瞰しながら過去のストーリーに思いを馳せ、
最後みんなで開いた扉の先には虹の架かる眩しいステージがあって、目頭が熱くなりました。
これからも彼らが開き続ける扉の向こうを見せてもらえたらと思いました。
2025-08-27 20:58 B06 扉をあけて
最初から最後まで隙の無い面白さ、端正な文章に感動しつつ拝読しました。
このふたり、普段は個人的に二次創作で自分から読みに行くことはほぼないのですが、するすると読まされて、くそっかわいいなこいつ、こいつら……とぷるぷるしてしまいました……くそっかわいいなこいつら……。
ワンカットの会話劇なのに「どうなるの?」「そうくるか!」「だよね~(ニヤニヤ)」の絶妙な立ち現れ方が本当に最高でした! すてきなお話をありがとうございました!
2025-08-26 21:10 D02 アタラシイオト
「時が流れた」世界のアイナナ……けれど、流れた時間はきっと優しいものだったのだろうな、みんな素敵な大人になっているのだろうな、と思わせてくれました。淋しいという気持ちではなく、新しい扉のむこうへ、自然体で旅立っていく。それがなんだかとても素敵で。
自分自身が過去に引っ越した時のことを思い出しつつ読みました。読ませていただき、ありがとうございました。
2025-08-26 10:30 B01 やさしさの箱
冷蔵庫がIDOLiSH7の皆を支えてくれる希望の箱になっている表現が凄く良かったです。環くんが笑顔になって良かった!私も冷蔵庫になりたいです。
2025-08-26 09:27 B01 やさしさの箱
まさに一本取られたという思いです。部屋の扉や旅立ちを連想させる方が多い中、モブとして冷蔵庫を登場させられる柔軟さにはっとさせられます。
楽しいお話をありがとうございました。
2025-08-25 23:46 A06 I’m home.
めちゃめちゃ好きです!!!「ただいま」って言える場所が大和さんにはあるんだって最後に見えるところまで大好きです
2025-08-25 21:38 H02 Legacy
たくさんのものと引き換えて、二度と消えない罪を背負って、本当に欲しかったものに手が届いたのに、届いた瞬間手放さなければならなくなった男の話だなと感じました。了さんをどうしたって嫌いになれないのはこういう愛情が、熱量があるからだなとも。とてもぐっときました。
素敵なお話ありがとうございました……!
2025-08-25 21:37 B06 扉をあけて
最後の問いかけへの特大のイエスがあまりに可愛すぎて……!!お互いにわかりづくでする会話の尊さったら!!楽屋時間を過ごす二人の空気感が柔らかくて素敵でした。
そして二十の扉という題材もにくい……!こうやって遊ぶ二人をずっと見ていたい気持ちになりました。
2025-08-25 21:35 B01 やさしさの箱
食べ物をしっかり冷やしてくれる冷蔵庫さんのなんともほっこりと温かいお話……!
モーターを震わせたり氷を作ったりして小さく彼らに意思表示をする冷蔵庫さんが、話せなくても、肩を組めずとも、彼らの傍らで彼らの幸せを願うその祈りが素敵でした
2025-08-25 21:31 A05 Call!!
ライブの始まりを待ち遠しく思う、心臓がドキドキする瞬間がぎゅっ!と詰まっていてとてもぐっときました…!推しの名前をめいっぱい叫ぶときのみぞおちが締まる感じを思い出しました!
素敵なお話ありがとうございました!